エコマックス工法(雨水貯留浸透技術)
都市型洪水対策「エコマックス工法」地下貯留浸透システム■

都市部は発展により地表面が舗装された為、雨水は地中に浸み込むことなく一気に河川に流れ込み都市型洪水を引き起こします。
このような現象を防止するために「特定都市河川浸水被害対策法」が平成16年6月に施行され、指定河川流域下での洪水抑制が必要となりました。
雨水貯留浸透技術は、
- 雨水を貯留させる技術
- 雨水を地中に浸透させる技術
により都市型洪水の防止だけでなく、現代社会における様々な問題を解決し、且つ、生活環境の向上に有益な技術です。
エコマックス工法の特長
スポンジソイルマット工法は、表層のソイルプレミックスと併用して、下層にエコマックスSS-M素地を現地の既存土と攪拌(かくはん)混合する工法です。
この工程により、雨水は表層内を速やかに透水し、下層に浸透・貯留されます。
更に、乾燥時は防塵効果発揮します。

ポーラスな構造(耐水性団粒構造)に改良し、
雨水の地中浸透や貯留を促進させる事ができる土壌です
特長
- 表層/下層土内の透水を高めて貯留層(下層)に雨水を溜める事が可能
- 短時間でのグラウンド使用が可能
- 現地の土をリサイクルして、施設をつくることが可能
主な用途
- 学校グラウンド
- 公園施設
- 遊歩道
また、雨水貯留浸透技術協会による、雨水貯留浸透技術協会(第7号)認定工法です。
雨水貯留浸透技術評価認定書
貯留水の利用

優れた透水性を持つソイルプレミックス舗装や、さまざまな貯留技術との併用より貯留槽の水を利用する事が可能となります。
貯留水は、災害時のトイレ水としての使用はもちろん
- ビオトープ
- 植栽への散水
- グラウンドへの水撒き
- 環境学習
などに利用(利水)することが出来ます。
地震などの災害により水道が遮断された時、雨水をテントや鍋で受けて利用する光景がしばしば、ニュースや新聞で見られます。
